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ブログ監修者

戸田はれのひ整骨院

院長 池田翔太
(いけだしょうた)

【保有資格】

柔道整復師免許証
キネシオテーピング資格証
一般社団法人日本スポーツ障害予防協会

【保有資格】

柔道整復師免許証
キネシオテーピング資格証
一般社団法人日本スポーツ障害予防協会

戸田はれのひ整骨院院長の池田です。痛みの改善だけでなく、再発しない体づくりをサポートします。整骨院や整形外科での経験を活かし、骨折・脱臼・捻挫などの外傷から、姿勢改善・スタイル調整まで幅広く対応。患者様が話しやすい環境を大切にしながら、一人ひとりに最適な施術を提供します。お体のお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

膝の痛み解消!整骨院院長が教えるサポーター選び方【タイプ別おすすめ10選】

膝の痛みにお悩みの方、適切なサポーター選びでその悩みを解消できるかもしれません。この記事では、膝の痛みの原因別に最適なサポーターの選び方、種類、素材、固定力、通気性など、様々な視点から解説します。整骨院で相談するメリットもご紹介。最適なサポーター選びで、痛みを軽減し、快適な日常生活を取り戻しましょう。

1. 膝の痛みの原因

膝の痛みは、様々な原因で引き起こされます。痛みの種類や症状も人それぞれです。ここでは、膝の痛みの代表的な原因をいくつかご紹介します。

1.1 変形性膝関節症

変形性膝関節症は、加齢や肥満、激しい運動などが原因で、膝関節の軟骨がすり減ったり、変形したりすることで痛みや腫れが生じる病気です。初期には立ち上がりや歩き始めなどに痛みを感じることが多く、進行すると安静時にも痛みが続くようになります。正座や階段の上り下りも困難になる場合もあります。

1.2 半月板損傷

半月板は、大腿骨と脛骨の間にあるC型をした軟骨で、膝関節にかかる衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。スポーツや転倒などによって、この半月板が損傷することがあります。損傷の程度によっては、膝に激しい痛みや腫れが生じ、関節が動かしにくくなることもあります。また、クリック音や引っかかりを感じることもあります。

1.3 靭帯損傷

膝関節には、前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯の4つの主要な靭帯があり、関節を安定させる役割を担っています。スポーツや事故などで膝を強くひねったり、打撲したりすることで、これらの靭帯が損傷することがあります。損傷した靭帯の種類や程度によって症状は異なりますが、痛みや腫れ、関節の不安定感などがみられます。

1.4 鵞足炎

鵞足とは、膝の内側にある縫工筋、薄筋、半腱様筋という3つの筋肉の腱が脛骨に付着する部分の総称です。ランニングやジャンプなどの繰り返しの動作によって、この鵞足部に炎症が起こることを鵞足炎といいます。膝の内側に痛みを感じ、特に階段の上り下りやランニング時に痛みが強くなります。

1.5 ランナー膝

ランナー膝は、ランニングなどによって膝の外側に痛みが出る症状の総称です。腸脛靭帯炎や外側半月板損傷などが原因として考えられます。ランニング中やランニング後に膝の外側に痛みを感じます。特に坂道や長距離走の際に痛みが強くなる傾向があります。

1.6 オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病は、成長期の子供に多くみられる膝の痛みです。大腿四頭筋の収縮によって膝蓋靭帯の付着部である脛骨粗面に牽引力が加わり、骨端部に炎症や痛みを生じます。ジャンプやダッシュなどの動作で膝の下に痛みを感じ、運動後に痛みが強くなることが多いです。安静にしていると痛みは軽減します。

症状 考えられる原因 痛みの特徴
立ち上がり、歩き始めの痛み、正座や階段の昇降が困難 変形性膝関節症 初期は動作時、進行すると安静時にも痛み
膝の痛み、腫れ、動かしにくい、クリック音、引っかかり 半月板損傷 急な痛み、可動域制限
膝の痛み、腫れ、不安定感 靭帯損傷 損傷部位により症状が異なる
膝の内側の痛み 鵞足炎 階段昇降、ランニング時に痛みが増強
膝の外側の痛み ランナー膝 ランニング中、ランニング後に痛み
膝の下の痛み オスグッド・シュラッター病 ジャンプ、ダッシュ時に痛み、運動後に増強

2. 膝サポーターの種類

膝サポーターは様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。ご自身の症状や目的に合ったサポーターを選ぶことが大切です。主な種類は以下の通りです。

種類 特徴 メリット デメリット こんな人におすすめ
オープンタイプ 膝のお皿部分が開いているタイプ。 通気性が良く、圧迫感が少ない。装着が簡単。 固定力は弱め。 軽度の痛みや予防目的の方。
クローズドタイプ 膝全体を包み込むタイプ。 固定力が高い。保温性が高い。 通気性が悪くなる場合がある。装着に手間がかかる場合がある。 中等度~重度の痛みがある方。
ストラップタイプ 膝のお皿の下にストラップを巻き付けるタイプ。 ピンポイントで固定できる。比較的安価。 固定範囲が狭い。ずれやすい場合がある。 膝蓋腱炎、オスグッド・シュラッター病など、特定の部位の痛みがある方。
スリーブタイプ 膝全体を筒状に覆うタイプ。 保温性が高い。圧迫感で痛みを軽減できる。 固定力は弱め。ずれやすい場合がある。 軽度の痛みや、スポーツ時のサポートとして使用したい方。
テーピングタイプ テーピングのように巻き付けるタイプ。 固定力を調整しやすい。様々な巻き方ができる。 巻き方にコツが必要。毎回巻き直す必要がある。 スポーツ時など、固定力を細かく調整したい方。

2.1 オープンタイプ

膝のお皿部分が開放されているため、通気性に優れ、圧迫感が少ないのが特徴です。装着も簡単で、気軽に使用できます。軽度の痛みや、運動時の予防としておすすめです。

2.2 クローズドタイプ

膝全体を包み込むように覆うため、固定力が高いのが特徴です。保温性にも優れています。中等度から重度の痛みがある方、安定性を求める方におすすめです。

2.3 ストラップタイプ

膝のお皿の下にストラップを巻き付けるタイプで、ピンポイントで固定することができます。膝蓋腱炎やオスグッド・シュラッター病など、特定の部位の痛みがある場合に効果的です。

2.4 スリーブタイプ

膝全体を筒状に覆うタイプで、保温性と圧迫によるサポートが得られます。軽度の痛みや、スポーツ時のサポートとして適しています。

2.5 テーピングタイプ

テーピングのように巻き付けるタイプで、固定力の調整が容易です。巻き方を変えることで、様々な部位をサポートできます。スポーツ時など、状況に合わせて固定力を変えたい方におすすめです。

3. 膝サポーターの選び方

膝サポーターを選ぶ際に重要なポイントを解説します。ご自身の症状や生活スタイルに合ったサポーター選びで、膝の痛みを効果的にサポートしましょう。

3.1 症状に合ったサポーターを選ぶ

膝の痛みは原因によって適切なサポーターの種類が異なります。それぞれの症状に合わせたサポーター選びが重要です。

3.1.1 変形性膝関節症におすすめのサポーター

変形性膝関節症の場合は、膝関節全体のサポートと安定性を高めることが重要です。ヒンジ付きのクローズドタイプのサポーターは、膝の動きを制限し、痛みを軽減する効果が期待できます。また、オープンタイプのサポーターでも、膝蓋骨周辺を支えることで痛みが和らぐ場合もあります。症状に合わせて適切なタイプを選びましょう。

3.1.2 半月板損傷におすすめのサポーター

半月板損傷には、膝関節の安定性を高め、損傷部位への負担を軽減するサポーターが適しています。クローズドタイプやストラップタイプのサポーターで、膝関節をしっかりと固定することで、損傷部位への負担を軽減し、痛みの緩和が期待できます。

3.1.3 靭帯損傷におすすめのサポーター

靭帯損傷には、損傷した靭帯を保護し、関節の安定性を高めるサポーターが重要です。ヒンジ付きのサポーターやストラップタイプのサポーターで、損傷部位を的確にサポートすることで、再発防止にも繋がります。

3.1.4 鵞足炎におすすめのサポーター

鵞足炎には、膝の内側部分を圧迫し、炎症を抑えるサポーターが効果的です。ストラップタイプやスリーブタイプのサポーターで、鵞足部に適度な圧迫を加えることで、炎症の悪化を防ぎ、痛みの軽減をサポートします。

3.1.5 ランナー膝におすすめのサポーター

ランナー膝には、膝蓋骨の動きを安定させるサポーターが有効です。膝蓋骨を包み込むような形状のオープンタイプやテーピングタイプのサポーターがおすすめです。膝蓋骨の不安定な動きを抑制することで、痛みを軽減し、再発予防にも繋がります。

3.1.6 オスグッド・シュラッター病におすすめのサポーター

オスグッド・シュラッター病には、脛骨粗面への負担を軽減するサポーターが適しています。脛骨粗面部分をパッドで圧迫するタイプのサポーターを選び、痛みを軽減しましょう。

3.2 サイズに合ったサポーターを選ぶ

サポーターの効果を最大限に発揮するためには、正しいサイズを選ぶことが重要です。小さすぎると締め付けがきつくなり、血行不良や痛みを悪化させる可能性があります。大きすぎると、サポーターがずれてしまい、十分なサポート効果が得られません。必ず商品のサイズ表を確認し、自分の膝周りのサイズに合ったサポーターを選びましょう

3.3 素材で選ぶ

サポーターの素材は、通気性、耐久性、装着感などに影響します。主な素材の特徴を以下にまとめました。

素材 特徴
ネオプレン 保温性が高く、伸縮性に優れているため、フィット感が良い。
ナイロン 耐久性が高く、速乾性に優れている。
ポリエステル 通気性、速乾性に優れ、軽量である。
ポリウレタン 伸縮性に優れ、フィット感が良い。

季節や運動強度、汗のかきやすさなどを考慮して、適切な素材を選びましょう

3.4 固定力

サポーターの固定力は、症状や目的に合わせて選ぶ必要があります。軽度の痛みや予防目的であれば、適度な固定力のあるサポーターを選びましょう。強い痛みや不安定感がある場合は、より固定力の高いサポーターが適しています。固定力が強すぎると、逆に筋肉が弱化してしまう可能性があるので、注意が必要です。

3.5 通気性

長時間サポーターを装着する場合、通気性は重要な要素です。通気性の悪いサポーターは、ムレや汗による不快感を引き起こす可能性があります。特に夏場や運動時には、通気性の良いサポーターを選ぶようにしましょう。メッシュ素材など、通気性を考慮した設計のサポーターがおすすめです。

3.6 価格

価格帯は様々ですが、高価なサポーターが必ずしも自分に合うとは限りません。自身の症状や用途、求める機能などを考慮し、適切な価格帯のサポーターを選びましょう。

4. 整骨院で相談するメリット

膝の痛みは、日常生活に大きな支障をきたす症状です。自己判断でサポーターを選んで使用することもできますが、整骨院で相談することには様々なメリットがあります。

4.1 専門家による的確なアドバイス

整骨院には、身体の構造や機能に精通した専門家がいます。痛みの原因や状態を的確に判断し、症状に最適なサポーターを選んでくれます。また、サポーターの正しい使用方法や注意点についても指導を受けることができます。

4.2 痛みの原因に合わせた施術

整骨院では、サポーターの処方だけでなく、痛みの根本原因にアプローチする施術を受けることができます。マッサージや電気治療、運動療法などを組み合わせることで、より効果的に痛みを改善し、再発を予防することができます。

4.3 日常生活のアドバイス

膝の痛みを改善するためには、サポーターの使用だけでなく、日常生活での姿勢や動作の改善も重要です。整骨院では、個々の生活習慣に合わせた具体的なアドバイスを受けることができます。

4.4 一人ひとりに合わせたケアプランの提案

整骨院では、患者一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせたケアプランを提案してくれます。適切なサポーター選びはもちろんのこと、自宅でできるストレッチやトレーニング方法なども指導してもらえるため、より効果的に膝の痛みをケアすることができます。

メリット 内容
専門家のアドバイス 症状に合ったサポーター選びや使用方法の指導
痛みの原因へのアプローチ マッサージ、電気治療、運動療法などによる施術
日常生活のアドバイス 姿勢、動作、生活習慣の改善指導
オーダーメイドのケアプラン サポーター選び、ストレッチ、トレーニング指導を含む総合的なケア

自己判断でのサポーター選びは、症状を悪化させる可能性もあります。整骨院で相談することで、より安全で効果的な膝の痛みのケアを受けることができます。

5. 膝の痛みにおすすめのサポーター10選

膝の痛みを和らげ、日常生活を快適に送るために、症状に合ったサポーター選びは重要です。ここでは、様々なタイプの膝サポーターの中から、おすすめの10選をご紹介します。それぞれのサポーターの特徴を理解し、ご自身の症状や生活スタイルに合った最適なサポーターを見つけてください。

5.1 バンテリンコーワサポーター

5.1.1 バンテリンコーワサポーター ひざ専用

日常生活での軽い痛みや不安定感をサポートしたい方におすすめです。薄型で通気性も良く、動きを妨げにくいのが特徴です。階段の上り下りやウォーキングなど、日常的な動作を楽に行いたい方に適しています。

5.1.2 バンテリンコーワサポーター 腰椎コルセット

腰椎コルセットですが、膝関節の負担軽減にも繋がることがあります。腰痛持ちで膝にも不安がある方は試してみる価値があります。腰と膝の両方に不安がある方におすすめです。

5.2 ZAMST(ザムスト)

5.2.1 ZAMST(ザムスト) EK-3

膝全体をしっかりサポートしたい方におすすめです。激しい運動時にもズレにくく、安定した装着感を得られます。バスケットボールやバレーボールなど、ジャンプや急な方向転換が多いスポーツをする方に最適です。

5.2.2 ZAMST(ザムスト) EK-5

中等度の膝の痛みや不安定感がある方におすすめです。EK-3よりもサポート力は控えめですが、日常生活での使用に適しています。ウォーキングや軽い運動時に膝を保護したい方に最適です。

5.2.3 ZAMST(ザムスト) JK-1

ジャンプや着地時の膝への負担を軽減したい方におすすめです。膝蓋腱をサポートすることで、ジャンプ動作をスムーズに行えるよう補助します。バスケットボールやバレーボールなど、ジャンプ動作の多いスポーツをする方に最適です。

5.3 ファイテンサポーター メタックス

5.3.1 ファイテンサポーター メタックス ひざ用

日常生活での軽い痛みや疲労感を軽減したい方におすすめです。ファイテン独自のメタックス技術を採用し、装着することで血行を促進し、筋肉の疲れを軽減する効果が期待できます。家事や立ち仕事など、長時間同じ姿勢を続ける方に最適です。

5.4 日本シグマックス メディエイド

5.4.1 日本シグマックス メディエイドしっかりガード ひざ スタンダード

日常生活からスポーツまで幅広く使用できるサポーターです。適度な締め付けで膝関節を安定させ、痛みや不安定感を軽減します。ウォーキングやジョギング、軽いスポーツなど、様々なシーンで活躍します。

5.5 D&M(ディーアンドエム)

5.5.1 D&M(ディーアンドエム) ドクターミュラー ニーケアサポーター

膝蓋骨の安定性を高めたい方におすすめです。膝蓋骨を包み込むようにサポートすることで、膝のぐらつきを抑え、安定した動きをサポートします。ランニングやジャンプ動作の多いスポーツをする方に最適です。

5.6 マクダビッド

5.6.1 マクダビッド ニーストラップ

膝蓋腱の痛みを軽減したい方におすすめです。膝蓋腱に直接圧迫を加えることで、痛みを和らげ、炎症を抑える効果が期待できます。ランニングやジャンプ動作の多いスポーツをする方に最適です。

5.7 ミズノ

5.7.1 ミズノ 膝サポーター

様々なスポーツに対応するサポーターを展開しています。スポーツの種類やレベルに合わせて、最適なサポーターを選ぶことができます。激しい運動から軽い運動まで、幅広いニーズに対応します。

上記以外にも様々なメーカーから膝サポーターが販売されています。ご自身の症状や目的に合わせて、最適なサポーターを選び、快適な日常生活を送ってください。

6. サポーター以外の膝の痛みのケア方法

膝サポーターは痛みを軽減し、関節を保護するのに役立ちますが、それだけで根本的な解決にはなりません。痛みの緩和や再発防止のためには、サポーターと併用して行うケアが重要です。ここでは、サポーター以外のケア方法をいくつかご紹介します。

6.1 ストレッチ

ストレッチは、膝関節の柔軟性を高め、筋肉の緊張を和らげる効果があります。特に、太ももの前側(大腿四頭筋)、後側(ハムストリングス)、ふくらはぎの筋肉を重点的にストレッチすることで、膝への負担を軽減できます。

6.1.1 ストレッチのポイント

  • 反動をつけずにゆっくりと行う
  • 痛みを感じない範囲で行う
  • 呼吸を止めずに自然な呼吸を続ける

6.2 筋力トレーニング

膝関節を支える筋肉を鍛えることで、関節の安定性を高め、痛みを予防することができます。特に、大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋、中殿筋などのトレーニングが効果的です。自重トレーニングや、軽い負荷でのトレーニングから始めましょう。

6.2.1 筋力トレーニングのポイント

  • 正しいフォームで行う
  • 無理のない負荷で行う
  • 痛みを感じたらすぐに中止する

6.3 アイシング

炎症や痛みがある場合は、アイシングが効果的です。アイシングは、炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。氷水を入れた袋や保冷剤をタオルで包み、痛む部分に15~20分程度当てます。凍傷を防ぐため、長時間連続して行うことは避けましょう。

6.4 温熱療法

慢性的な痛みには、温熱療法が有効です。温熱療法は、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。温かいタオルや湯たんぽなどを痛む部分に当てて温めましょう。低温やけどに注意し、温度には気を付けてください。

ケア方法 効果 注意点
ストレッチ 柔軟性の向上、筋肉の緊張緩和 反動をつけない、痛みを感じない範囲で行う
筋力トレーニング 関節の安定性向上、痛みの予防 正しいフォームで行う、無理のない負荷で行う
アイシング 炎症抑制、痛みの緩和 凍傷に注意、長時間連続して行わない
温熱療法 血行促進、筋肉の緊張緩和 低温やけどに注意、温度に気を付ける

これらのケア方法は、症状や痛みの程度によって適切な方法を選択することが重要です。自己判断で行わず、必要に応じて専門家に相談するようにしましょう。適切なケアを行うことで、膝の痛みを改善し、快適な生活を送ることができます。

7. 整骨院での膝の痛みの治療方法

膝の痛みは、日常生活に大きな支障をきたす症状です。整骨院では、痛みの原因を特定し、患者様一人ひとりに合わせた適切な治療を提供しています。ここでは、整骨院で行われる代表的な膝の痛みの治療方法についてご説明します。

7.1 手技療法

手技療法は、施術者の手を使って行う治療法です。筋肉や関節の状態を丁寧に確認しながら、痛みや動きの制限を改善していきます。

7.1.1 マッサージ

マッサージは、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、痛みを軽減する効果が期待できます。硬くなった筋肉をほぐすことで、関節の動きもスムーズになります。

7.1.2 ストレッチ

ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げるのに役立ちます。痛みの緩和だけでなく、再発予防にも効果的です。

7.1.3 関節モビライゼーション

関節モビライゼーションは、関節の動きを改善するためのテクニックです。関節の動きが悪くなると、痛みや炎症が生じやすくなります。関節モビライゼーションによって、関節の動きを滑らかにし、痛みを軽減します。

7.2 物理療法

物理療法は、電気や光、温熱などの物理的なエネルギーを用いた治療法です。痛みの緩和や組織の修復を促進する効果が期待できます。

7.2.1 電気療法

電気療法は、低周波や高周波の電気を用いて、痛みを軽減したり、筋肉を刺激したりする治療法です。痛みの種類や程度に合わせて、適切な電気刺激を与えます。

7.2.2 温熱療法

温熱療法は、温熱を用いて、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる治療法です。温めることで、痛みを軽減し、組織の修復を促します。ホットパックや赤外線ランプなどが用いられます。

7.2.3 超音波療法

超音波療法は、超音波の振動を利用して、組織の深部に熱を発生させる治療法です。温熱効果により、血行が促進され、痛みや炎症が軽減されます。

7.3 運動療法

運動療法は、患者様に合わせた適切な運動を行うことで、筋力や柔軟性を高め、関節の安定性を向上させる治療法です。痛みの軽減だけでなく、再発予防にも効果的です。

治療法 効果 対象となる症状
手技療法(マッサージ、ストレッチ、関節モビライゼーション) 筋肉の緊張緩和、血行促進、関節可動域の改善 変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、鵞足炎、ランナー膝、オスグッド・シュラッター病など
物理療法(電気療法、温熱療法、超音波療法) 痛みの軽減、組織修復の促進、血行促進 変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、鵞足炎、ランナー膝など
運動療法 筋力強化、柔軟性向上、関節の安定性向上 変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、鵞足炎、ランナー膝、オスグッド・シュラッター病など

整骨院では、これらの治療法を組み合わせ、患者様の症状に合わせた最適な治療プランを提供しています。膝の痛みでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

8. まとめ

膝の痛みは、原因や症状によって適切なサポーターが異なります。この記事では、変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、鵞足炎、ランナー膝、オスグッド・シュラッター病など、様々な膝の痛みの原因と、それぞれに適したサポーターの種類、選び方について解説しました。サポーターを選ぶ際には、症状、サイズ、素材、固定力、通気性を考慮することが重要です。また、バンテリンサポーター、ZAMST、ファイテンサポーター、興和 バンテリンコーワサポーター、日本シグマックス メディエイド、D&M、マクダビッド、ミズノなど、様々なメーカーから膝サポーターが販売されていますので、ご自身の症状や好みに合わせて最適なサポーターを選びましょう。サポーター以外にも、ストレッチや筋力トレーニング、アイシング、温熱療法などのケア方法を組み合わせることで、より効果的に膝の痛みを改善できます。つらい膝の痛みでお悩みの方は、この記事を参考に、適切なサポーターを選び、ケアに取り組んでみてください。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

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